葬られた「第二のマクガバン報告」(中)/T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル、松田麻美子 訳

今日の医療制度は、化学薬品や手術による治療から利益を得るように構築されている。

薬や手術が優先され「食習慣転換によるアプローチ」は二の次になっている。

本当に安全なコレステロール値は150mg/dl以下

ベストの減量法は長寿に繋がる。
減量のためのベストの解決法は「プラントベースでホールフードの食事」と「適度な運動」に尽きる。

ベジタリアン-肉食者より多く食べてもスリムでいられる

・カロリー計算する考え方を捨てる。
・ベジタリアンであれば、好きなだけ食べて、なおも体重を減らすことは可能
・「好きなものを奪われてしまった」という喪失感や被害者意識、「新しい食習慣は味がない」といった思い込みを捨てる。
・丸ごとの果物や野菜、全粒穀物などには、大量の食物繊維が含まれているので、満足感を与えてくれ、それでいて食事のカロリー量を増やしてしまうようなことはほとんどない。
・ベジタリアンは休息時の代謝率がやや高い。

1型糖尿病・・・膵臓のインスリン製造細胞が破壊されてしまっているため、十分なインスリンを作ることができない。
2型糖尿病・・・インスリンを製造することはできるが、インスリンがその役目を果たすことができない。インスリン抵抗。
栄養(食べ物)はすべての癌にとって同じ影響を及ぼしている。

過剰な量のエストロゲンやプロゲステロンを含む女性ホルモンにさらされていることが、乳がんのリスクの増加につながる。

乳がんのリスク要因

・月経開始(初潮)の時期が早いこと
・閉経の時期が遅いこと
・血中女性ホルモン・レベルが高いこと
・血中コレステロール値が高いこと

動物性食品と精製炭水化物食品の多い食事はこれら全てに影響を与える。

化学物質を含んだ食品は、ガン細胞の成長を促進する。

ダイオキシンやPCB類を含む環境化学物質は、摂取されたときに代謝されないため、体内にしつこく溜まり、排泄されない。

強力な発ガン物質が体内に取り込まれた時、問題を引き起こすかどうかは栄養によってほぼ左右される。
つまり、PAH類が遺伝子と結びつく物質に変えられるかどうかは、私たちが口にする食べ物が大いに影響を与える。
欧米風の食事をすると、PAH類のような化学発ガン物質が遺伝子と結びつき、ガンを引き起こす物質を形成する割合を高めてしまう。

大腸がんは主として食物繊維の摂取量が少ないことの結果であり、食物繊維は唯一植物性食品にしか含まれていない。

炭水化物には2種類ある。

精製された「単純炭水化物」と未精製の「複合炭水化物」
精製された白米、白い小麦粉で作られたパスタや白いパン、砂糖をまぶしたシリアル、キャンディー、砂糖を加えた清涼飲料はできる限り避けるべきである。

食品と病気の関係性

カルシウムを最も多く摂取している地域では、大腸がんになる確率が高い。

「食習慣と前立腺ガン」で最も深く関係しているのが「乳製品の摂取」であった。

「活性化ビタミンD」は、体内で適切な時に適切な量を製造する。
「活性化ビタミンD」は、ガンや自己免疫疾患、骨粗しょう症などの予防に多大な効果を与えてくれる。

動物性タンパク質は「活性化ビタミンD」の生産を妨げてしまう傾向があり、このビタミンの血中レベルを低下させてしまう。また、カルシウムをとり過ぎていると、「活性化ビタミンD」の働きが低下する環境を作ってしまい、問題を増大させる。

自己免疫疾患は、体が自らの細胞や組織を攻撃してしまう。その結果、一度病魔に冒された患者は、ほぼ間違いなく体の正常な機能を失うことになる。

多様な侵入物に対し免疫ができるが、「敵である侵入タンパクと味方のタンパクとを区別できない」という致命的な欠点がある。侵入物と同じように見える自分の細胞も攻撃してしまうのが「自己免疫疾患」である。

「異物」の一種(体内タンパクとよく似た異質のタンパク質)を供給する食品の一つが「牛乳」だ。

乳児用粉ミルク

免疫システムは「乳児用粉ミルクのタンパク質の断片」と「膵臓の細胞」とを見分ける能力を失い、両方の細胞を攻撃してしまう。その結果、子供はインスリン製造能力をなくしてしまう。

牛乳(乳児用粉ミルク)は子供にとって最も破壊的な病気の一つである「1型糖尿病」を発症させる可能性がある。特に遺伝的に敏感な子供にとって、牛乳は危険な食品である。

動物性タンパク質は植物性タンパク質と異なり、身体にもたらされる酸の量を増やしてしまい、血液や組織の酸性度が増す。身体は酸性を抑えようとする。酸を中和するために、身体はカルシウムを使う。

長年にわたるカルシウムの極端な過剰摂取は、体内カルシウムをコントロールする能力を低下させてしまう。

骨粗しょう症の予防

・いつも体をよく動かすこと
・いろいろな未加工・未精製の「植物性食品」を食べ、乳製品を含む「動物性食品」を避けること
・塩の摂取量を最小限に保つこと

動物タンパクをたっぷり含む食べ物を摂取すると、尿中のカルシウムとシュウ酸の濃度が、通常数時間のうちに急増する。
腎臓が長期に渡り、カルシウムとシュウ酸の攻撃を受け続けていると、腎臓結石になる可能性が高まる。
腎臓結石は、抗酸化物質を含む植物性食品の摂取によって防ぐことができる。

たっぷり日光に当たっていれば、必要なビタミンD確保のためには十分である。
体内で「貯蔵型ビタミンD」が「活性型ビタミンD」に変化する。

 

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