図説 マネーの心理学―「儲かる側」の人になる / マネー&ライフ研究会,林 康史

プロスペクト理論

人間の儲けた満足感と損をした不快感は心理的にみるとなかなか釣り合わないものです。
同じ金額であれば人の感情は得たときの喜びよりも、損をした時の不快感のほうが大きく
なります。そうした感情から多くの人は確実な利得を望みリスクを避け、また損を嫌うあまり
リスクをとりがちになるのです。行動経済学ではこのような人間の心理的傾向を考慮した
意思決定論をプロスペクト論と呼んでいます。
人間は「得」と「損」の計算であっても、多くは確率的な計算はせず、自らの心が満足するような
答えを合理的な根拠もなしに選ぶ傾向があります。

損失の嫌悪

 

人は確実な利益を選ぶ。

カーネマン教授は「人は損失に敏感になると、大きな利益を得られる高い可能性を捨てても
確実な利益を選ぶ」と説いています。誰でも損をするのは嫌なものです。そのため投資家の
多くは値下がりしている株を売って損失を確定するより、値上がりしている株を売って確実に
利益を手にするほうを好みます。その理由は損失を確定させない分、心理的に苦痛が少ないから
です。それは実際に売るまでは株価の下落による損失が確定したわけではないためです。

失うことを恐れると視野が狭くなる。

人の心理はプラスに対しては確実にしようとしますが、マイナスに対してはリスクを取ってでも
避ける行動に出る傾向があります。

大穴狙いの落とし穴

人は低い確率に対しては過大評価を、高い確率に対しては過小評価をしてしまう心的傾向
(大穴狙いのバイアス)があります。

感情の勘定

フレーミング効果、心の会計簿
同じお金でも泡銭は文字通り泡と消えてしまいますが、自分が一所懸命に働いて貯めたお金はなかなか
使わないというのも感情の勘定のひとつです。

サンクコスト

つぎ込んだ費用あるいは埋没原価といわれるもので「支出した費用のうち回収不能な費用」を意味します。
後に引けない心理
「これだけの支出をしているので、このまま中止するとこれまでの支出が無駄になる」というもの。
マーケットでいうと、ナンピンはサンクコストが諦められないから行う行為といえます。
サンクコストがもったいないという心理を利用する傾向を塹壕効果という。
なるべく、サンクコストにはこだわらないことです。サンクコストを回収しようとすると、逆に
雪だるま式に損が増えていくことがよくあります。

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