ヘッジファンドの素顔 -IMF報告書 / 松崎 延寿,IMF

ヘッジファンド…プライベート・パートナーシップにより組織され、
税制および規制の目的からほとんどがオフショアの居住者による折衷的な投資プールである。

集合投資機関の規制、根拠

①消費者保護
②システミック・リスク
③市場本来の機能維持

投資戦略

①マクロファンドのマネージャーは、マクロ経済のファンドメンタルズが大きく乱れている国々を同一のものと見ようとする。
②マネージャーは、損失リスクが事実上ゼロであるような投資に引き付けられる。(通貨が切り下げられる可能性があるが、切り上げる状況からはかけ離れている通貨への投資、通貨ペッグ制の国々)
③ヘッジファンドは資金調達コストが安いときに大きなポジションを取ろうとする。
④安いコストで大きな取引が出来る流動性の高いマーケットに魅力を感じる。
⑤最後にマネージャーは経済関係への脅威、あるいは政治的報復への脅威から政府や中央銀行の標的にされないように慎重である。規模の小さい、流動性に乏しい市場では、匿名性を維持することは極めて難しい。

ヘッジファンドは2つの方法で危機を促進させる。
①政府当局がそうしなければペッグ制が維持できないような受け入れがたい高い水準まで金利を引き上げさせるに十分な取引を行い、通貨ペッグ制を放棄させることを迫る。
②他の小口のトレーダーが追随するような先導者としての役割を担う。

投資スタイル

1、マクロ・ヘッジファンド(グローバルな経済状況の変化)
2、エマージング・ファンド(エマージング市場)
3、ロング・オンリー・ファンド
4、マーケット・ニュートラル・ファンド
(ショートとロングのポジションを相殺することで市場リスクを減少させる)

5、セクトラル・ヘッジファンド(業種を絞り込む)
6、ショート売り専門ファンド
7、イベント・ドリブン・ファンド
(再建中の会社もしくは倒産会社の株式、合併や買収のありそうな会社に対して、買収される会社を買い、買収側を売る)

8、ファンド・オブ・ファンド(各種のヘッジファンドに配分するヘッジファンド)

ヘッジファンドの戦略が価格力学に及ぼす影響

・サタビライジング・ストラテジー(価格を安定させる2つの形態は、逆張りとアービトラージ戦略)
・ディスタビライジング・ストラテジー(価格が上がった後に買い、価格が下がった後に売る)

キャリー・トレード(金利の安い通貨で借入れ、金利の高い通貨に貸し出す金利のアービトラージ手法)

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